totchaのもやもや解消ひとりごと

心の痛みを共有する癒しのブログ

カルト?トラウマ?あなたも誰かを傷つけている?

現在公開中のアメリカ映画 トップガン マーベリック』

ご存じ トム・クルーズ主演、前回のトップガンの36年ぶりの続編ですね。

 

まずは、なつかしい~あのオープニング曲にのって米空母上の様々な作業風景が流れていきます。

 

辛辣dearmyfrinedちゃんも楽しんだようでして・・よく出来たエンターテイメントであります。

しかしながら、あの訓練が事実であるなら、アメリカ海軍のパイロットって凄すぎる!と感心しました~

 

★dearmyfriendちゃんに今日も聞く

「ねえねえ、サイエントロジーって何?」

「あら?知らない、有名だよ。トム・クルーズがそのカルトの信者ってことは。」

「カルト?あのカルト?」

「そう。totchaさ、『The Master』(2012年)っていう映画知ってる?」

「知らん・・」

「簡単に言えばカルト教団の話なんだけど、そのカルトの描写一部がサイエントロジー影響を受けてると言われてるよ。サイエントロジーについて知りたかったら、見てみるといいよ。」

 

カルトという響きでなんだか背中寒くなる~🤢

と、言いながら、好奇心に負けて観てみました。

 

「う~んう~ん?どう理解すればいいんですか?dearmyfriendちゃん?あの映画?」

「どうって?実は私にも完全に何を言いたいのかわからないんだよね~。

 totchaにひとつ質問?あの映画のカルト教主が主人公のトラウマを抱えた帰  還兵士をそばに置いておきたかった理由ってなんだと思う?」

「あ?それは感じた。なんでだろう?寄付するお金も、布教する友達も、何も持っていないのになんで?」

 

「私なりに解釈すれば、生死の狭間で生き抜いたその帰還兵士が持つ、生にもまた死にも逆らわない強さに惹かれたと、言うかさ~そこに魅入られたというか・・」

 

「う~ん?まあ確かに帰還してから彼は社会に適応できなくって苦しんでいたよね。明らかにPTSD で・・」

 

「帰還兵士が作る、moonshineという名のレモネードのようなカクテルを2人で飲むでしょ?あのシーンで何やら錠剤のようなものをそのカクテルに混ぜ込むじゃない?それがまるで毒のように見えるけど、なんだか私にはその毒は、この物語の隠喩に思えてさ。カルトの精神世界が帰還兵士の経験した極限の何かを求めているかのような・・」

 

「なんかこわ・・相変わらず、読みが深いよ。で、そのサイエントロジーは広がってるの?」

「東京にもあるようだけどね~。自己啓発セミナーのように書いてある。」

「ふ~ん、じゃトムクルーズは世界で宣伝活動してるのかもね。カルトといえどもビジネスだもんね。」

セミナーの教官してるかもよ。」

 

あ!トップガンにかけた?それ?😁

 

まあまあ、信仰の自由ですから、トムクルーズはよしよし・・と

 

 

💕私自身もトラウマと言われれば(帰還兵士と比べられないけれど)トラウマになった傷もあります。

もちろん私だけでなく誰もが酷く傷つき、心に残ることありますよね。

 

友達関係で悩んでいる現代の10代の皆さんが抱えているストレスは私の想像を超えるのでしょうね。

私個人の事で言えば、そもそもみんなで群れる?いつも一緒にいる?ことが苦手な生徒でした。だけど、1人ぼっちはやっぱり寂しくて、けど参加しても、なんだか自分だけが浮いているような、その場に溶け込めていないような疎外感を感じることはよくありましたね。悩んではいなかったかな~当時。

今はSNS で繋がって在宅でおしゃべりしたり、私の時代と同じように考えることはできないようですが・・

【知らぬ間に私の主治医の病院に思春期外来が出来ました】

それまでは会うこともなかった若―い患者さんとすれ違います。

早く治るといいね・・・と、心の中でつぶやく……😉

 

 

💖ずっと前のある日の外来。若いお母さんとご主人と1才くらいの赤ちゃんが外来に来ていました。患者さんはその若いお母さん。

 

1才くらいのお子さんは外来の中をあちこちよちよち歩く。

隣にいた別の男性患者さんが「子供を待合室で歩かせるのはどうよ。」のように付き添いのお父さんに囁いてました。

それが若いお母さんに聞こえたようで、お母さん目に一杯の涙を浮かべて、

「子供が歩いて何が悪いの?」と絶叫!

その後、看護師さんからなだめられていましたが、歯がゆいのでしょう、つらいのでしょうね。我が子と一緒にいたいのに、入院しなくてはいけない自分が憎らしいのでしょうね。そして悔しい・・🤢

離ればなれはこの上なく辛いでしょうが、お母さんの治療も子育て同様に大切です。

 

そしてまた、その言葉をささやいた患者さんの気持ちも無視することは出来ません。その囁きの理由はともあれ、お母さんの絶叫が彼のトラウマになって外来にこれなくなると困ります。看護師さんは彼に何もおっしゃいませんでした。

 

彼も若いお母さんも同じように苦しんでいることに変わりはないですから。

 

💕確かに自分の事は自分だけにしかわからないので、自分で苦しいのだと伝えることは必要ですが、だからと言って誰かを傷つけてしまうことは微妙に違っているように思います。

 

この時期定番あじさい・・

 

✨『The Master』は戦後のお話で、私でさえはるか昔の事のようで、戦争なんて想像もできないのですが、今現在も続いているウクライナ・ロシア戦の両兵士たちもトラウマやPTSDに苦しむことになるかもしれない現実が戦後には明らかになるでしょう。

 

私達もいつか起きるかもしれない戦いに備える必要が出てくるのでしょうか?🤢

考えたくないことですが・・・・