身体醜形障害とネットゲームに依存する子供達 - totchaのもやもや解消ひとりごと

Body Dysmorphic Disorder と言うメンタル障害があるそうです。

聞いたことなかった～アメリカのセレブ（キム・カダーシアンさん）の記事で初めてこの病名を知りました。

注：キム・カダーシアンさんとは、アメリカのセレブ・インフルエンサー・モデル・実業家・などなど、お騒がせセレブと呼ばれている人です。

彼女と家族たちのリアリティショー「Keeping Up with the Kardashians」で有名になり、その後カニエ・ウエストと結婚、離婚。

リアリティショーの最初の頃の彼女の顔は今とは違っています😂という方・・で、

身体醜形障害とは？

障害と言うように呼ばれていますが、そのメンタルの状態を簡単に説明すると、

①『多くの時間を自分の見栄え、容姿、その欠点について悩むことに使ってしまう』

　　要は、自分の体やその一部に悩む（醜いと感じて）一日中。

　　また、自分と他人を比較して自分が醜いと悩んでしまう。

②『鏡を何度も見る、または見れない、が同時に起きる』

　　髪型が気に入らなくてずーと鏡を見ながら整える

　　ことをくりかえしたり、

　　メイクを何度もやり直したり、洋服を選ぶ時間が長すぎる。

上記のような症状が日常生活に大きな影響を与えて始めて、障害と呼ぶようです。

そして時には悩むことから、鬱病になってしまうケースもあるようです。

★キムさんの場合は例えば、アンチからの酷いコメントなどで悩みが大きくなったという事もあるかもしれませんが、そもそも、彼女自身がSNSにご自分の水着写真やら、それ以上のセクシーと言われる写真を載せていますので、こんな障害になるんでしょうかね？好きでやっているようにも見えました（勝手な私見です）

最近ではビリー・アイドルもそうだと言っているとか？

🌹何でもすぐメンタルの障害と名付けることにはやや抵抗があります・・🤔

それに障害ではなくて、ごく普通に多くの１０代・２０代・３０代でも、よくあることですよね。

「目の一重が嫌」とか、「鼻の形が嫌い」とか・・「もう少し胸を大きくしたい」とかも・・むかーしから容姿を気にするってありましたもの。

しかしながら、最近ではこういった悩みを持つきっかけの１つとして、やはりSNSの影響があるように感じます。いつも同じ事言いますが、他人と比較してしまう傾向が目立ちます。

むか～しは他人って言っても、自分のまわりの何人かだったし、テレビのタレントさんに憧れてとかくらいでして・・・SNSが良い悪いではなく使い方の問題だと思います。あんまり夢中になってしまわないように使わないと害になりますよね。

★子供たちのネット依存問題

多くの子供達（小学生から高校生）のオンラインゲームへの依存が問題になっているようです。東京医科歯科大学でも「ネット依存外来」なる診療科もあるようで、もちろん男女年齢問わず、夜中にゲームに夢中になり、朝起きられない、学校や職場での成績低下、叱責、解雇などの問題が起きたり、実際の人間関係よりもネット上の人間関係の方が好きだというような、やや（私の言葉ですが）歪んだ状態になるケースがあるようです。

もちろん身体だけでなくメンタルに影響する事も多いです。昼夜逆転の為に睡眠障害が起きたり、その為に鬱病になったり。またもちろん依存症なので、使えない時にはイライラしたりと・・・・

アルコール依存症の治療の苦しさを、知人から聞いたことがあります。

もっと身近で言えば、禁煙だって簡単ではないはずで、かくいう私もNETFLIX依存で・・

依存のメカニズムには脳内物質のドーパミンが関係してるそうです。しかし長い時間ゲームをやりすぎると、その受容体の活性度が下がり枯渇していくそう。そうすると、ドーパミンの効果の多幸感が薄らいで憂鬱になり、人間の心にマイナスの働きをするようになるとのこと。

🌹【認知行動療法】

精神科医やカウンセラーとの対話によって治療していく方法です。ゲームのメリット・デメリットを考え、ゲームに使った時間を勉強に費やしていたら、どんなことが出来るだろうか？や、また日々のストレスの解消法を考えながら、思考の幅を広げて問題の対処法を増やすことを目指す治療だそうです。

ゲームを止めることを目的とするのではなく、ゲーム時間を徐々に減らしていくことを目的とする治療です。

そうですよね。無理にやめさせても、ゲーム以外に夢中になれるものが見つからないと、依存は治らないのでしょう。また”理性の脳”と呼ばれる前頭前野がまだ未熟な子供達ですから行動を抑える理性が充分に働くようになれば、依存に陥りにくくなるので、時間をかけて治療することで苦痛を減らしてあげて欲しいですね。

心配の種は尽きないです～😂