ひさびさのひとりごとは、シングルマザーについて。
シングルマザーとして働きながら子育てをしている人達はそれぞれにいろんな理由があるし、いろんな状況でもあって、一括りにはできません。
その中のどのくらいのシングルマザーが私の友人のシングルマザーと同じ感情を持っているでしょうか?
【シングルマザーは見下される】
🌹私の友人のケース
彼女の場合は、元ご主人から離婚を切り出されて、シングルとなりました。
当時中学生の一人息子を連れて、母一人子一人生活を始めました。
当初は、元ご主人から養育費が支払われていたので、彼女は社員としてとある小さな会社で週5日働いておりましたが、突然、元ご主人の会社が倒産し、養育費が止まってしまいました。(よくある話)
その為に、息子が私立一貫校だったので、学費の支払に追われることになり、ダブルワークを余儀なくされ、毎日懸命に働いておりました。本当に皆が嫌がるようなシフトを志願したりして・・・
ただただ、生活の為に学費の為に働く彼女を、私は心の底から凄いと思っていました。
もし私が同じ境遇で同じくらい働けるか?と考えると、とても出来ません。
🌹先日、彼女の息子の結婚が決まり、お相手のご両親と簡単な結納をしたそうです。
「良かったわ。私の事を馬鹿にしている感じではなかったわ~」と、彼女。
「・・?うん?馬鹿にする?」意味がつかめない私。
「ほら~シングマザーだからさ、片親だから見下されるかもしれないじゃない。馬鹿にされるかもって心配してたの。」
「・・・そうかな~?そんな風にシングルマザーを馬鹿にする人いるかな?」
「・・・」
彼女は私の問いに答えませんでしたから、私も聞きづらくて・・・
それまで何度も話してたけど、自分の気持ちを言えなかったのかもしれなくて・・・
でも、少なくとも私にはない生きる力とメンタルの強さを持った人だと思っていたので、正直びっくりしました。
全然シングルマザーは恥ずかしいことではないと思う。
むしろ一人の母親として尊敬に値するほど、彼女は頑張ってきました。それは今でも続いています。今でもしんどいシフトをこなしています。この正月の三が日も働いていました。
🌹私が半ば冗談で
「息子ちゃんに仕送りしてもらう権利あるよ~。少し楽させてって。」というと、
「ほんとお願いしたいわ。」と、笑います。
「でも、息子はもうあちらのご家族の1人だから~」
「うん?お婿さんじゃないでしょ?」
「ないけどね~」と。
🌹そもそもシングルマザーとは、
「母親が子供の1人親という事です」
そこに馬鹿にされる要素は本来ありません。
がもしそのように彼女が感じる時があるのなら、それは女性蔑視の流れからくるもののように思います。
男女雇用機会均等法で男女の違いがなくなったとは言っても、彼女のように、一旦キャリアを離れて専業主婦だった時期が長い人の場合は、その後につける仕事で得る報酬は、元ご主人よりも少ないし、仕事の内容も簡単なものになりがちで(特別な技能の必要のないもの)、だとすると、その報酬は少なくなります。
彼女のように休みなく働いて息子を育て上げた事を評価する人は少ないのでしょう。
収入は少なく、苦しい生活をしているのだろうと考える人が多いのは、未だに男尊女卑な社会であるからかもしれません。
🌹せめて同じ母親として願わくば~と思う事は、
彼女の息子がどのように母親をあらかじめ紹介するかで、多少印象は変わると思います。
どれほど母親が頑張ったかを、お相手のご両親に伝えてくれたら、彼女はあまり心配することなく結納を迎えられたかもしれません。
しかし、厄介にも(私の息子が言うに)、あんまり母親の事を褒めると、今度はお相手にマザコンだと思われる可能性があるかもしれないと・・・🤢
心を癒すルール:よく知らない人にどう思われてもいいじゃない。自分が大切だと思う人、又自分を大切にしてくれる人がいればいい🌹
熱海の美術館の一部屋
なんもなくて、360度?だったかな、ぐる~と窓。
💖一時期よく聞いた「多様性」と言う言葉。
最近、【LGBTQ理解増進法案】が議会を通って以来、
多くの人達が、特に(身体的・女性として生まれた)女性の心配をしています。
(この書き方↑でさえ女性の多様性が現れてますね)
女性の種類が増えた?とも言える。
特に、スパや温泉においての事が話題になります。
このことももちろんですが、それ以外にも多様性に配慮した映画のキャストや、ゲームソフトのキャラクターなど多岐にわたります。
そんなに無理なことでしょうか?
スパや温泉の場合はもう一つルール作って、生物学的女性と男性に分ければ今まで通りですよね。
そんなに違和感は私はないのですがね~
🌹先日、ディズニー映画『WISH』を観てきました。
本来吹き替えは嫌なのですが、字幕がなくて、しょうがなくて・・・吹き替えで・・
たぶん今回が初めて、ちゃんとディスニー映画を見ました。
思ったより、よい映画でした。
メインキャラクターの女の子は、BLACKの母親とWHITEの父親を持つ『アーシャ』
カールのかかったロングヘアのアーシャはとても魅力的で、彼女のまわりの人々もいろんな人種のように見えます。もちろんディズニーは「多様性」「包括性」を考えている企業なので、当たり前なことです。
世界には違う人種の人間が住んでるのですからね。
BLACKの人魚姫でもいいじゃないですか~と思うんですがね~
メンタル弱者の私としても、寛容な社会であってほしいですね。