人により大なり小なり診療科のドクターとそりが合わないという経験を持つ人は多くいると思います。
精神科・心療内科においては、その相性は病気の回復に大きく影響すると感じます。
ドクターの言葉を信用できるかどうかは、薬剤の効果をより大きなものにするかもしれません。
ドクターも人間ですから、その都度都度、患者に寄り添うというのも大変でしょうが、そこは、精神科医として、頑張っていただかないと😂
★私個人の場合、
①人生で初めて行ったメンタルクリニックでは、飲めば眠ってしまう量の安定剤を処方されただけで、次々とめまぐるしく患者を診察するドクターには、私の症状とそこに至る過程をざっと聞きはするものの、
『では、処方薬は~。』となっただけで・・・
もちろん1週間飲んだところで、回復するはずもなく・・・
②次に、妹に付き添ってもらった大学病院は、入院することを希望したものの、
『患者さん、空室待ちになります。』と、またまた空振りで、どんどん暗い気持ちになり、無気力な絶望感を感じたわけでして・・・
③そして、やっとかれこれ20年通っている、現在の主治医のいる病院にたどり着いた。その時の初診の先生は、
『つらかったですね~あなたの気持ちわかりますよ。入院して休みましょうね~。』と。
その時の安堵の気持ちは今も忘れられないです。そしてなぜか涙があふれ・・
わかってもらえたことにほっとしたんでしょうね😊
★入院をはじめから望んだのは、自分で自分が怖くなったから・・
自分がバラバラになるような感覚になって、1人で家にいることが怖くなったんですよね~。
なので、私にとっては入院は良かったと思います。
★しかし、入院中の主治医が初診のドクターとは違っていて、なんとこちらの先生は、意地悪(当時、同室だった患者さんも同じ事言ってた・・😆)なドクターで。
この場合相性の問題ではなくて・・本当にやっつけ仕事的な・・
このドクターの院内診察の際に、そのきつい言葉で、私泣いてしまいまして・・ボロボロ泣きながら、看護師さんに気持ちを訴えた。
再度、診察室に呼ばれた私は、謝罪の言葉をいただいたわけですが、もはや
信頼感はなくなってしまったですね。その後は、必要最小限な会話で・・
たった一度でも、特に精神科のドクターですから、患者を傷つけることは有ってはならないのではないでしょうか?重々、分かっている筈ですが・・・
★はるか昔、息子を小児科につれていくのに、ママ友の情報から、どこのクリニックが
評判がいいかを聞いて、選んでいたことを思い出しました。
このころから、私はすでに心配性で、不安になりやすく、特に子供に小児ぜんそくの症状が出た時は、心配で心配で・・・
そんな、心配性な母親を少しでも理解してくれるクリニックを探す、ドクターショッピングは、ある期間続いたような記憶があります。ママ友お勧めでも、私には合わなかったりして。
知識のない私は、小児ぜんそくと言う病気の大変さを知らなくて、その症状に怖くなってしまい、何とかして直してあげたいと奔走したわけですが、(当時はセカンドオピニオンという言葉もなかったので)、投薬ぐらいしかなかったわけで、又ドクターも先の事はわからないのでね。
そんな中でも、(昨今ドクターは言わない言葉のようですが)
『大丈夫ですよ、お母さん、そんなに心配しなくても、成長すれば良くなりますよ。』
と、言ってくれるドクターを探したものです。気休めでも言って欲しいと。そういう願いです。病気の時はドクター頼りですから・・
当時は案外いましたよ、そういう優しい先生(この場合、先生😆)
今は無責任な言葉になりますか? たぶんそう🤢
いつ、どこで撮ったか忘れた、クリスマスの飾り。
まだまだ暑いので気分だけは、涼しく💕
★先日、あるクリニック(精神科ではない)に行った際に、私の待合の席から、患者さんが大きな声でお話ししていた為、その声が少し漏れ聞こえました。
そのおじいさんは、ドクターにはっきりと、
「こんな高い薬飲んでもなんの効果も感じられない!」
というようなことを言っていました。
で、先生もはっきりと
「それでは、もう処方しません。止めましょう。」
と、大きな声で繰り返し話していました。
患者さんの言い方はややどうかと思いましたが、このようにはっきりとお話出来るこの患者さんが、羨ましくもあり、先生もよかれと思って処方したのでしょうけれど、患者さんの希望にそう処方をすることは、あるべきドクターの仕事ですよね。
はっきり物が言えるっていいなと思いました。なかなか『いらない』って言いにくいでしょ?
むしろ長年通ってて信頼関係があるからの会話かもしれません。(にしても、やや喧嘩口調だったような😂・・)でも、無駄は無駄だから、賛成。