心身症から心と身体の条件反射でパニック発作に。

かれこれ何年前？学生時代だから相当昔のことですが、

貧乏学生の私は、授業の後、バイトに行く為に電車に乗るんですが、ちょっと時間があって、マクドナルドでシェークを購入し、ガァーと飲んで電車に乗り込みました。

しばらくしたら、お腹が痛い！えっ～困る？どうしよう～と考える余裕もなく、だんだん冷汗をかき始めるという、恐怖体験をしたわけで。しかも急行に乗っていたので、降りることも出来ずに・・・・ただただ、バクバク動悸🤢とガクガク震える・・・

💕たぶん同じ経験をしたことがある方は意外に多いのではないかと思います。

それ以来、私は家の外でアイスクリーム・シェイク（冷たい飲みものも）を食べる事は出来なくなりまして・・

いやいや、大袈裟ですよね～１度ならたまたまでしょう？と、私も思えれば良かったけど・・🤢

myhusbandも同じ経験をしておりまして、しかも何度も、今でも、でも彼は、その度に、たまたま調子が悪かったと思える人でして・・羨まし～

このことからも、そもそも私は不安障害になりうる性質を持っていたんだろうなあ～と、自己解析。

別の言葉で言えば、「電車に乗るとお腹をこわす」と言うふうに自分で条件反射を作ってしまいがちな人だと言えるようです。

🌹【心と身体の条件反射】

パニック発作のおさらいから言えば、特に身体の疾患がないにも関わらず、突然、動悸・呼吸困難・めまいなどが起き、

「このまま死んだらどうしよう」と強い不安感が起きる疾患です。

このパニック発作は単純な不安感とは違うもので、条件反射が作り出す疾患です。

先ほどの、電車内での急な腹痛を２・３回繰り返すことで心の中にそのパターンとして定着するという事だそうです。

「電車に乗ったら必ずお腹をこわすと。」🤢

こういった反射はもちろんストレスが大きく影響します。電車や、公共の場、特にまわりに多くの人々がいる場では知らず知らずにストレスを受けている為に、その反射はますます強いものになります。自宅では起きないですものね～

たぶん誰もが電車ってストレス感じますよね。距離感とか・・学校や会社も、多くの人が居る所はどうしても他人の目がストレスになるという事でしょうか？

「人に酔う」という言葉もありますし・・

でも、そもそもお腹を壊したことがない人はいないだろうし、お腹を壊すことを恥ずかしいと思ってしまうことも、おかしな事かもしれません🤔

🌹以前（パニック発作を起こす前）、看護士の友達がこの私の症状を、心身症だと言いました。

あ～なるほどと。ストレスが身体に現れる症状ですね。

心身症には多くの症状があって、ストレスが引き金で起こる不調なので、

それこそ、心筋梗塞から喘息、片頭痛、肩こり、睡眠障害に至るまで、一見心には関係のないような症状も含まれています。

現代人は多かれ少なかれ持っているだろう不調とも言えるかもしれません。

パニック発作と診断されるには、例えば、電車に乗ると不調になると思い込み、電車が苦手になってしまう。と、myhusbandのような気にならない人とは違ってどんどん、その苦手意識が大きくなって新たなストレスを作り、ますます悪いスパイラルに陥ってしまい、通常の生活に支障が出るようになると、パニック発作と診断されるようです。もちろん発作そのものを起こさないとの診断されないとは思います。

ほんの些細な不調がどんどん酷い不安感を作り出すと言うことは、その人の性格やストレス度合いにも関係してくると思います。

じゃあ、実際は存在しない発作なのでは？と言われれば、発作そのものの苦しさを一度でも経験してしまうと、その恐怖たるは、なかなか簡単には乗り越えられないほどです。

人間の精神構造って不思議だな～と思います。